みりんレビュー#3 日本酒の長期熟成のパイオニアが仕込む『福みりん』は繊細だけどまるみがあって飲みやすい!

みりんレビュー

本みりんを飲んだことがない方はまずこちらの記事をどうぞ。

【誰でもわかる!】飲んでも美味しい「本格本みりん」を見分けるコツは?

飲みやすさの極み!美食の街金沢が生んだ『福みりん』

さて、私は本みりんを飲むのが大好きです。

あま〜くてまったりした感じがやめられないんですよねぇ〜

ですが私は知っています。「本みりんを飲む」ということが2018年今現在において

超マイノリティであることを…!!

だからこそ!みりん初心者でもはずさない一本を紹介したい!

ということで今回ご紹介したいのは

美食の街金沢にある創業から400年近く続く日本酒造・福光屋の『純米本味醂 福みりん』

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福みりんは今まで紹介している九重櫻、三河みりん、甘強みりんなどとは大きく違う点があるんです。

それは造っているところが「みりん専門酒造ではない」ということ。

福みりんを造っている福光屋(株)は

・純米酒にこだわった日本酒

・甘酒やお味噌など発酵食品

・日本酒成分を使用したサプリメント・化粧品

など、日本酒を中心としたこだわりの商品を作っている会社なんです。

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(福光屋さんのHPより引用

酒蔵としては大きい120人もの人が働く会社。しかも本みりんをメインとしているわけではない。

となると、やっぱり本みりん一筋の小さな酒蔵には劣るのか?

 

と思いきや、400年近い日本酒造りのノウハウがしっかりと生きる本みりんがそこにありました!

純米酒にこだわる酒蔵だからこその原料へのこだわり

福光屋さんは生産高が万石(まんごく)単位の蔵では初めての

「純米酒、純米吟醸、純米大吟醸だけを造る純米蔵」。

万石というのはお米の量を表す単位で

お米一石は成人男性が一年間に食べる米の量を基準に決められたと言われています。重さにして約150kg。

だから、「1万石」=150kg×1万=1500000kg=1500トン ということになります。

1500トンを単位にしてお酒の生産がされている…

もはや想像できない…!ですが、とりあえず福光屋さんがとてもたくさんのお酒を生産されていることはわかります。

そんな大きな蔵元でありながら、『純米』にこだわりをもつところはそんなに多くありません。

さらに!福光屋さんでは現在、長野県、兵庫県、富山県でそれぞれ「金紋錦」「山田錦」「フクノハナ」「五百万石」を契約栽培されています。

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(福光屋さんのHPより引用

お米が育つ環境・土づくりからこだわり、取り組まれているんですね。

日本酒造りのこだわりと技術がそのまま生かされた本みりん

そんな素材にこだわる純米酒造の福光屋さんが手がける『純米本味醂 福みりん』

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その特徴は大きく3つ

・もち米は地のものにこだわり、石川県産を使用

・契約栽培の酒造好適米「フクノハナ」のみを原料にした米麹を使用

・他の本格本みりんと違い、仕込みに使う焼酎は「醸造アルコール」を使用

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(福光屋さんのHPより引用:【福光屋】 純米本味醂 福みりん 

日本酒造りに使用している契約栽培米「フクノハナ」を本みりんにも使っています。

しかし、他の本格本みりんの製造によく使われている「本格焼酎」ではなく「醸造アルコール」が使われているのがちょっと気になるところ。

醸造アルコールで仕込んだ本みりん。

どんな味なのか?飲んでみたところ、意外な美味しい気づきがありました!!

↓ ↓ ↓

さらりと飲みやすい『福みりん』

福みりんをストレートでいただきます。

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ん!?今まで飲んできた他の本みりんよりクセがない…!

そうか、本格焼酎ではなく醸造アルコールを仕込みに使っているから

焼酎のクセが他のものよりもないのか!!なるほど!

今まで本格焼酎で仕込んだ本みりんじゃないと美味しくないと思ってたけど

醸造アルコール!意外とイケる…!

これはなにげに初心者におすすめな一本になりそう。

なにってとっても飲みやすいんですよ。

さらっとしていてクセもないし

甘みも主張が強い感じは全くない。でもコクはある!

アルコールのキレも喉にくる感じは全くないですね。辛くない。

あえて比べるとしたら九重櫻と近い系統の本みりんですね。

でも福みりんの方がアルコールは弱く、甘みは太い。

完全に私の好みにジャストフィット。最高…福みりん。

福みりんには上位バージョンがある!『三年熟成 福みりん』

実は福みりんには上位バージョンがありまして

それが『三年熟成 福みりん』

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日本酒の長期熟成でつちかった技術をみりんにも応用。

まさに「福光屋だからこそできる熟成本みりん」です。

本みりんは熟成させるとアルコールのカドが取れ、より濃厚で香りも複雑味が増します。

色も全く違いますよね!!

古酒のような楽しみ方ができます。気になる方はこちらも合わせてどうぞ。

▷▷▷みりんレビュー#5 熟成酒のような濃厚さと芳醇な香り!『三年熟成 福みりん』をのむと本みりんの概念がくずれた

 

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