【料理初心者でもわかる!】日本酒・料理酒・本みりんの違いは?代用できるの?

みりんのココが面白い!秘密

本みりんを日本一研究している管理栄養士です。

24時間食べ物のことを考えています。

突然ですが、さいきん料理を始めたという友人からこんな相談を受けました。

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「料理酒ってわざわざ買う必要ある?お酒飲むのは好きだから日本酒は家にあるんだけど…。日本酒と料理酒ってなんか違うわけ?ってか料理酒って使い方わかんないんだよね〜入れて味変わるの?あ!あとさ、みりんってなんなの?甘いの?甘い日本酒?料理酒と砂糖入れとけばy…」

 

「ちょちょっとまちたまえ。」

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確かに料理酒やみりんって

塩→しょっぱい

お酢→すっぱい

砂糖→甘い

みたいに具体的に味が想像できないので、料理初心者の人にとってはよくわからない存在なのかも。

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でも料理酒やみりんって使い方がわかれば料理の幅がグッと広がる万能調味料だと思うんです!

ということでここでは「日本酒・料理酒・みりんの違い」に加えて、それぞれの具体的な使用シーンも説明していきます!

オススメは料理酒よりも日本酒。そして、日本酒に砂糖足しても本みりんにはならないので注意!

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詳しい説明にはいる前に私のオススメをあげるなら

「料理酒はいらないので日本酒と本みりんは買おう」って感じです。

料理酒は安く販売するために食塩が添加されていたり、うまみを感じやすいようにあえて添加物を加えたりしているんですよね〜。

それなら、シンプルでそのままでも美味しい日本酒を使った方がいいじゃん。と。

料理に使うなら「安心して飲める」ものを選びたいですしね。

あと本みりんは日本酒に砂糖足したものとは全然違います!!!(ココ重要)

本みりんには本みりんにしか出せない良さがあるので、こちらも一本買っておくのがオススメです。

それではひとつずつ説明します ↓

料理酒→いれただけで美味しくなるように調整された日本酒

◎料理酒 ポイント

・値段が安い

塩が入っている(海水と同じぐらいの濃度)のでいれすぎるとしょっぱくなる

・水あめやコハク酸などの添加物を入れて、美味しく感じるように「設計」されている

料理酒をひとことで表すなら「いれただけで美味しくなるように色々加えて調整された日本酒」って感じ。

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料理酒に一番よく入っているのが「食塩」。

濃度でいうと海水と同じぐらいの塩分が含まれているので結構しょっぱいです。

だから料理酒を入れすぎると辛くなります。入れすぎ注意!

どうして食塩が入っているかというと、

日本酒ってお酒なのでそのままだと「酒税」がかかるんですよね。

でもそこに食塩を入れることで「調味料」として分類されて

酒税からまぬがれることができるんです。結果、生産者としては安く販売できる。

これが料理酒の値段が安い理由。

さらに、おいしさを増すために水あめやコハク酸・クエン酸など

人間の脳が本能的に美味しい!と思う「甘みやうまみ」が最初から加えてあるものもあります。

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「コクと旨みがさらに増した!」とかうたっている料理酒の成分表示見るとだいたいなにかしらの添加物が入ってることが多いです。

食塩なしの料理酒も出てきている

ちなみに、最近の健康ブームをうけて「食塩ゼロの料理酒」というものもあります。

ただしこれにはしっかりと酒税がかかるので、一般的な料理酒よりは値段が高めです。

日本酒→料理酒よりもオススメ!ただし選び方にポイントあり!

◎日本酒 ポイント

・料理酒から代用できる。むしろ料理酒よりシンプルで使いやすい

飲んで美味しい日本酒が料理に合うわけでもない

・お米の旨みが溶け込んだ「純米酒」はオススメ!

食塩や添加物された旨みが入っている料理酒よりも、

私としては「普通に飲める日本酒」の方が料理初心者の人にもオススメです。

さっきも書きましたが、料理酒はすでに塩が入っているので

「いつも通り塩を入れたのにしょっぱくなる」可能性があるんですよね…。

塩加減が料理酒を入れた時と入れない時とで変わってしまうと、「塩の量はだいたいこれぐらい」という感覚をつかむのも一苦労。

料理初心者の方にはむしろ、入れても入れなくても塩加減が変わらない「日本酒」の方が使いやすいんです。

料理に使う日本酒なら「純米酒」がオススメ!

「じゃあ、スーパーにある日本酒ならなんでもいいの?」

「良い調味料の方が美味しい料理が作れそうだから大吟醸酒が良い?」

かと言われるとそうでもなくて、

むしろ大吟醸酒なんかは料理に使うには清らかすぎて旨みや香りがもの足りなく感じると思います。

料理に使う日本酒としてオススメなのは

旨みや酸味がたくさん含まれたしっかりした味わいのもの。

(なんてったって料理酒に旨みや酸味をわざわざ添加するぐらいですから)

料理がなんか物足りないな…って時に日本酒を使うと、旨みやコクがグッと増して味がしまるんです。

特に「純米酒」はお米の旨みがギュッと詰まっているので、

料理に使う日本酒として選んで間違いはないでしょう。

本みりん→日本酒+砂糖 ≠ 本みりん

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◎本みりん ポイント

・本みりんとみりん風調味料・みりんタイプ調味料は全く別物

日本酒に砂糖を足しても本みりんの代わりにはならない

まず初めに、みりんと呼ばれるものの中には大きく分けて「本みりん」「みりん風調味料」 「みりんタイプ調味料」の3つがあります。

全てみりんと名前がついてますが、本みりんとそのほかの2つは全く別物です。

▽▽▽
【料理初心者向け】本みりん・みりん風・みりんタイプの違いと特徴をわかりやすく解説するよ!

3つの違いについてはここでは詳しく解説はしませんが、

本当に美味しい本みりんは「飲める」んです。もちろん料理に使っても最高!

▽▽▽
【誰でもわかる!】飲んでも美味しい「本格本みりん」を見分けるコツは?

ちなみに冒頭で私の友人が質問してた「日本酒と砂糖足したら本みりんになるのか問題」ですが

結論:全く別物です。

本みりんはただ甘いだけでなく色々な効果があります。

詳しく知りたい方はこちら

▽▽▽
砂糖とはココが違う!和食には本みりんを使いたい理由10選。

ここまででなんとなく料理酒・日本酒・本みりんの違いがわかったと思います。

でも違いがわかっても使い方がわからないと使えない!

という方のために、最後に日本酒と本みりんの具体的な使用シーンをまとめました!

日本酒と本みりんの具体的な使い方まとめ

料理によって私が日本酒と本みりんをどう使い分けているかまとめました ↓

◎日本酒を使うもの

・あさりの酒蒸し

・豚しゃぶ

・肉野菜炒め

・唐揚げ

◎本みりんを使うもの

・サバのみりん焼き

・ブリの照り焼き

・ごぼうのきんぴら

・だし巻き卵

◎日本酒・本みりん両方使うもの

・魚の煮付け

・煮物

・炊き込みご飯

・親子丼

☆日本酒の効果は大きく4つ

①魚や肉の生臭さを消す

②旨みやコクをプラスする

③素材をやわらかくする(逆に煮くずれは防止する)

④調味料の味を染み込みやすくする

☆本みりんの効果は大きく6つ

①上品な甘味をつける

②料理にテリとツヤを出す

③魚や肉の生臭さを消す

④旨みやコクをプラスする

⑤素材をやわらかくする(逆に煮くずれは防止する)

⑥調味料の味を染み込みやすくする

このように日本酒の効果はアルコールによるものが多いので、ほとんど本みりんも同じ効果をもっています。

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本みりんは日本酒がもつ効果以外に「上品な甘味をプラスし、料理にテリツヤを与える」という特徴があるのがポイントですね。(テリのある肉じゃがとか最高ですよね!)

「甘くしたくない時」や「魚などの生臭さをとるのが目的」の時は日本酒を使いましょう。

反対に、甘味がちょっと加わると美味しくなる

煮付けやきんぴら・煮物などは本みりんを使うととても美味しく仕上がります。

また、さっき書いたみたいに「日本酒と本みりんどっちも使う」のも全然アリです。

むしろ私はその方が多いかも!

先ほどあげた料理の例はもちろん味付けの好みで変わると思いますが、ぜひ参考にしてみてください!

日本酒と本みりんを使って料理をもっと楽しもう!

日本酒と本みりんは料理の「さしすせそ」にはでてこないものの

使うと料理がグッと美味しくバリエーションも広がります。

ぜひ日本酒と本みりんをお家にそろえて料理をもっと楽しみましょう!

<こちらもオススメの記事>
【無添加】カラダにやさしい本物のみりんの見分け方をわかりやすく解説するよ!

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